人生はハローアンドグッドバイでできているのか!? ― 2011年12月10日 14時06分43秒

ジョンレノン追悼から一夜明けた金曜日 俺は大変お世話になっている先輩の顔を拝みに青物横丁へ 大学時代、その存在に、畏怖した怖い男である 彼は、もはや、お迎えを待つ身であると、明快に言い切る 何故なら、最愛の娘に、先に死なれたからである 妻がそこに住むことあたわずになり 廃墟と化しつつある部屋で 超絶美人の写真を眺めつつ先輩の話を聴いた 一緒に飛び降りたが 中身がビーズだということで 一緒には焼かれることを拒まれた ぬいぐるみの腹を触りながら聴いた 天気は最高で空は青く 青い空の悲しみを歌ったのは白秋だったか いや牧水かと、先輩の悲しみを真正面から受け止めるのを 避けるように、頭の中で独り言をいいながら 俺には、もはや、生きている積極的な意味はない と、言い切る男に返す言葉はない それがもっとも信頼できる人から発せられたら尚更である このもやとした気分をしかと受け取るしかないなと心決めて 彼の娘さんの八階の部屋を辞した 青物横丁から一直線に蔵前に とんかつを喰うのだ オヤジのガンが分かった時に 俺は好物のトンカツを断った たった三ヶ月で終わってしまったけど 10年前、俺のトンカツは、この俺と同姓の店名のトンカツ屋で再開した ベイスターズの記事のスポーツ新聞を見ながら 俺は黙々と食べた そして店に 昨日と打って変わって 知った顔ばかり しかもそこには、10年ぶりの顔も S子ちゃんは、その昔、高円寺でバンブーハウスという飲み屋をやっていて 俺は彼女のから揚げを食べに良く通った コモンストックにも来てくれたことがある 俺と再会して嬉しいといってくれる女性がいることは純粋に嬉しい 俺は食い物と女性の話ばかりしている 俺は、まだ、お迎えに来て欲しくない